2017年8月1日の日経朝刊に「子供医療費 過剰な競争」の記事が出ていた。
要約すると。

「各自治体は、独自補助で子育て世代を取り込む手段として、子供医療費の補助を充実させている。2006年時点では、中高生までの医療費を補助する自治体は2.6%しかなかったが、2016年は中高生までの医療補助をおこなう自治体は9割となり、医療補助が子育て世代取り組みに活用されているが、各自治体が補助を分を賄っているわけではない。支出増で自治体の財政は苦しく、結局はこの制度は国からの支援金額で賄っている。過剰受診が増えれば、国や健保財政も圧迫する」

各自治体は、各個人負担分を補助しても、負担増の痛みを感じないまま、国や健保に丸投げしている。
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