お金研究所のblog

お金に関する話題をニュースや文学など、様々な切り口でご紹介したいと思います。 住宅ローンは例外として、借金をすることは絶対反対です。車も現金を貯めてから買いましょう。まずはお金を貯めてから行動をしてほしいと思います。 特に奨学金については、金を借りる前に、他に策がないかをしっかりと考えて行動してほしいと思います。

教育

「半人前の教育論」 子育てとお金を考える

私自身は既に半世紀生きております。

同級生では子供が結婚して孫がいる人もいます。それなのに、我が家の子供は年中さんと小学3年生の2名です。
年齢的には定年10年前を既に切っておりますが、結婚生活10年で子供も小さい、まさに子育て半人前です。半人前ですので、これから子供の教育費などいくらかかるの、まだ未知の世界ですが、半人前には半人前の教育や投資に対する考え方がありますので、間違っていることだらけかもしれませんが、教育論や教育投資についての考え方を述べさせていただきたいと思っております。
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経済財政運営の基本方針の原案 ”幼児教育 早期無償化” を読んで

本日(5/30)の日経1面で、表題の内容が書かれておりました。

また、複眼では「「こども保険」構想 どう見る」の特集が組まれており、各方面の指揮者の皆さんが意見を述べられておりました。

先日の”次官・若手プロジェクト”においてもも、子供への教育投資の重要性が指摘されておりましたが、政府も本腰を上げて取り組むことになりそうです。

骨太方針案の「教育」に取り上げられた内容は
①幼児教育を早期に無償化。こども保険も検討し年内に財源案
②大学教育に向けた向けた新制度を検討。人材投資の抜本強化へ年度内に総合計画
③教育現場での長時間労働是正へ緊急対応
④子育て支援で消費税以外の財源確保
上記のようなものがあります。
③については中学教師の長時間労働がかなり問題になっておりましたが、ここで取り上げず。
①②④について意見を述べたいと思います。

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教育を考える  橋下徹「僕は「こども保険」に大反対!」などを読む

前大阪市長の橋下徹さんが、小泉進次郎議員の提言する「こども保険」を批判しております。
大変重要な指摘が含まれていますので、取り上げたいと思います。
<ポイント>
・「こども保険」は就学前の子供を対象に給付金を支給することで、保育料・幼稚園料を実質無料にすること
・公立の小中学校が全員無料なのは、教育基本法、学校教育法で定めている
・待機児童問題が解決しないのは、地方自治体が法的な義務を負っていないから。小中学校で待機児童問題は発生しない
・小中学校同様、法律で義務化することで、幼稚園・保育所の確保問題は解決する
・国と地方が役割を分担して、戦略的・効率的な行政機構運営をおこなわないと公務員も予算も無限に必要になってしまう
・就学前児童の問題は市町村の仕事。高校は都道府県の仕事。国会議員が教育支援のためにお金を用意するなら大学の領域
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就職、教育、お金 ”最初は1本のわらでした” 「わらしべ長者」

多くの、親たちは、子供を少しでもレベルの高い学校に入れようと、教育費用を惜しまず、せっせせっせと受験機関に貢いでいます。
中学受験、高校受験、大学受験、それに大学時代の高い学費と、最終的な目的地に向かって、子供とともに親も成長していくものです。

就職は、それらの集大成といっても、過言ではない、親たちがおこなってきた子育てや教育支援の成果の一つが、”就職”であると思います。投じた金額は1000~2000万円、これよりずっと大きな方もいるでしょう。
ある人は、「就職ではなく、結婚こそが最終目的」という人がいるかもしれません。どちらも正しいと思いますが、今回は、教育投資の結果としての”就職”について、取り上げみたいと思います。


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高卒が大卒より生涯賃金が高い! 「ロバを売りに行く親子」イソップ

ある時、ロバを飼っている父と息子が、ロバを売るために市場に向かいしました。

ロバを引いて二人で歩いていると、それを見てある人が言いました
「せっかくロバがいるのに乗らないで歩かせているなんて、もったいないことだ」
そこで、父親は息子をロバに乗せて、歩きました。
しばらくすると、別の人が言いました
「元気な若者が楽をして親を歩かせるなんてひどいじゃないか」
そこで、今度は父親がロバに乗り息子を歩かせてロバを引きました
しばらくすると、また別の人が言いました
「親だけが楽をして、息子を歩かせるなんてひどいじゃないか。二人ともロバに乗ればいいのに」
そこで、二人ともロバに乗り歩き出しました
すると今度は別の人が
「二人乗るなんてロバが重くてかわいそうじゃないか!」
そこで二人は、どうしたらロバが楽になるかを考えて、一本の棒をロバの足を括り付けて二人で担いで歩きました。
不自然な格好でロバが暴れだし、不運にもちょうど橋の上だったので、ロバは川に流されてしまい、1円も収入を得ることができませんでした。

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働かず遊んでばかりの子供たちはロバになってしまいました 「ピノキオ」 ”教育財源はどうする!”

4/28日経に
”教育国債は「不適当」”の記事が出ております。

先日も「教育国債」「こども保険」の記事を解説させてもらいましたが、今回の日経でも今後の教育資金を国としていかに準備・支援していくかについて、書かれております。

自民党の財政再建に関する特命委員会で、「教育国債」の名の赤字国債の発行は不適切として、意見をまとめたようです。同時に、医療や介護給付の膨張の抑制についても指摘されているようです。


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「教育国債」or「こども保険」どの世代のどの層に負担を求めるのか?  日経2017/4/19

”どの世代のどの層に負担を求めるのか?”
このような記事が、日経新聞(2017/4/19)[大機小機]に出ています。
わが国経済社会の足腰を強くする教育のための財源に関する議論です。
自民党や国会で「教育国債」の発行の議論がおこなわれ、その一方で小泉進次郎などの若手を中心に「こども保険」について提言がおこなわれております。

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