安部公房の作品は、海外30か国以上で翻訳されており、国内よりもむしろ海外での評価の高い作家と言えそうです。その作風は、不条理で、シュールリアリズムに満ち溢れており、SF的な作品も残っております。特定のジャンルに入らない幅広い作風こそが、安部公房の魅力と言えます。最も、ノーベル文学賞に近い作家と言われいましたが、急に亡くなりその機会を逸しました。
私自身も学生時代よく読みました。今でも何か面白い作品知らない?と聞かれたら、安部公房の作品を紹介することが多いです。


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