「日本の教育費は高い」「貸与型奨学金が多すぎる」「奨学金地獄」「奨学金の制度に問題がある」etc

いつの間にか、奨学金は極悪な社会制度として、非難の真っ只中に立たされている。

親世代の平均年収は下がり、子供は減っているのに、大学の授業料だけ増え続け、今や大学進学者の50%以上が奨学金を利用する世の中に入ってしまいました。

「大学卒業したら、安定した企業の正社員となり、きちんと返済するつもりでした。
しかし、入った企業はブラック企業で体を壊して、1年足らずで会社を辞めました。その後契約社員となりましたが給与は下がり、奨学金返済ができません。
できれば返済を免除してほしい」

このようなコメントが増えてきていると思います。
ブラック企業が悪いのでしょうか?
それとも、奨学金制度そのものが問題なのでしょうか?

今後、社会で生き残るために何をすべきでしょうか?
日本の大学の授業料は米国などに比べると、大変安いです。
給付型奨学金は少ないものの、貸与型は第一種奨学金(無利子)、第二種奨学金(有利子)など、制度が充実しており、比較的簡単に奨学金が利用できます。
第二種奨学金は利子があるといえど、極めて低金利です。昨今、銀行が率先して利用拡大を推進しているカードローンとは大きく異なります。

先ほどの例では
「大学卒業したら、安定した企業の正社員となり・・・返済するつもりでした」
書きましたが、どのような会社に就職できるか、給与はどうなのか、など入学時点では一切わからないことです。現在は売り手市場であり、大卒者の就職率もかなり高いですが、就職氷河期であれば、大半の人は希望する企業には就職できないのです。
売り手市場の現在と言えど、就職ランキング上位の企業に入ることは、かなり難関であることは変わりません。
ある程度、最悪の事態も考えて行動をする必要があるということです。

「奨学金地獄」「現在の奨学金制度が悪い」といのならば、奨学金なんて1円も借りなければよいのです。
私自身は、奨学金無し、仕送りなしで、大学を卒業しました。未来の大きな借金を抱えて苦しむのならば、借りないで生きる手段を考えるべきです。

米国の授業料は、大学にもよりますが、日本国内の2~3数倍以上と言われております。
日本は、6334とストレートに大学まで進学して卒業する人が多いですが、米国では高校卒業後に数年働きお金を貯めてから大学に行く人も多いようです。

「今更。大学を休学して働きお金を貯めることはおこないたくない」
そのように考えるのであれば、自分自身の生活費を全面的に見直し、奨学金を1円も借りないか、仮に借りたとしても毎月の額をぎりぎりまで抑えるべきです。

【固定費を中心に見直せ】
<家賃>
私は一か月5000円の下宿に住んでいました。大学の寮は2000~3000円でした。県などが学生などに供給しているアパートなども安いものが有ったと記憶しております。
<携帯・スマホ代>
格安SIMにすれば、月額1000円程度で利用できます。公共Wi-fiや大学やコンピにWi-fiなどは、今やどこでもネットに接続でき時代です。050番号ですが別途発信の時だけ通話料が発生するサービスを利用しても良いと思います。
<NHK>
入らない。テレビが無かったので払う必要がありませんでした。
<本、書籍>
図書館の徹底活用。大学内にも図書館が複数ないでしょうか?市や県が運営している図書館も利用すれば、本はほとんど買わなくて済むと思います。
私は授業で使用する書籍も図書館で借りてました。
<自転車の活用>
自家用車に比べるとバイクも安いですが、自転車をフル活用すれば、交通費がほとんどかかりません。
<食費>
自炊の徹底。これは必須です。私は学生時代は家計簿を1円単位まで正確につけていました。食費は毎月1万円程度で有ったと記憶してます。

【収入を得る】
<アルバイトをおこなう>
これは必須です。勉強ばかりでなく、社会人になる前の修行だと思います。
人間関係や社会の仕組み、仕事そのものを学ぶことができます。
学業に支障がない程度、常に働いてください。
毎月最低5万円くらいは収入を稼いでください。

【免除の申請】
大学によっては、授業料免除の制度がある学校もあるはずです。徹底的に調べてください。

【給付型奨学金を常に調査、申請】
もらえるものはもらってください。ハードルはかなり高いと思いますが、たまに通ることもあるようです。

【自分の時間を大切に】
大学には裕福な友達もいると思います、時には彼ら彼女らと合わせて、おなじような行動をとらなければならない時もあるでしょう。しかし、借金をしてまで行うことではありません。
奨学金は間違えなく借金です。その借金で将来苦しまないで良いように、無理はしなくことです。
時には「嫌われる勇気」をもって、行動することも必要です。

大学卒業後に、安定した職業と安定した収入が得られることは、保証できません。
将来、奨学金返済で苦しみ、人生を棒に振り、結婚も友達もすべて失い人が増えていることは事実のようです。

最悪の事態を考えて行動するためには、”奨学金は借りない”これこそが、間違えのない生き方であると思います。

「大学時代の苦しい貧困の4年間」と「大学卒業後の借金返済の20年」
あなたはどちらを希望しますか?



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