7回にわたってご説明した「株式投資を始めよう!」
で私のダメダメぶりをわかっていただいたと思います。
同時に、文章を読まれた方は、”これはやってはいけない”などのポイントが、何となくわかってもらったと思います。
今回は、失敗しないための注すべき点をまとめてお知らせしたいと思います。

”しくじり投資家”であった、私が”しくじり先生”としてご説明します。




①自分で考えて行動しよう
→株式投資を始めたころは、専門家で証券会社の担当者の意見を最大限に活用して、”勝つための戦略”を探りました。
また、モーニングサテライトや証券会社ホームページなどでアナリスト予想などを読み、銘柄の選定を行いました。
一時的に、勝てることはありましたが、最終的には破産寸前まで追い詰められました。
大いなる反省としては「自分で考えていたのか?」この点です。
複数の証券会社に行き、意見交換をしたり、証券アナリストの意見などを集めていましたが。どうして「上がるのか?」「下がるのか?」この点について自分なりに考えることが少なかったと思います。
投資は自己責任です。最後まで自分で考えて行動すべきです。

②いつまでも上がり続けることは無い
貸借倍率を見て、動きが変わる点をある程度把握できます。
通常は買い残が売り残より多いことが多いです。バブルの時は、一気に買い残が増えていきます。
そのような中で、信用の売り残と買い残が拮抗するようになったら、バブル相場は終わりに近いことが多いです。

③信用取引にはリスクヘッジをおこなう
信用で買えば、持金の何倍もの株が買えます。そのような意味で、株価上昇局面では、信用買を増やすことで、資産を何倍にも増やすことができます。
しかし、株価が上がるのはじわじわと来ますが、下がるのは一気です。
信用買は、資産を一気に失ってしまうリスクが常に付きまとっております。
信用売買は6か月間まで、持ち続けることができます。
信用で買っている間は、金利が発生しています。
信用は半年間も持ち続けるものではありません。早め早めに、売買して確定してください。
ただし、半年間持つ個人もかなりいるようです。半年前に信用買い残が増し株価が上がり、株価がじりじり下げているものは、高値から半年付近で暴落する可能性があります。

④信用に頼りすぎない
あまり信用口座を開くことをお勧めしませんが、空売りの場合は勝てるケースが高いと思います。
銘柄によって、値動きのパターンがある程度ありますので、この傾向を捉えたうえで、空売りすることは、信用買よりもリスクが少ないと思います。
ただし、配当などの権利確定日に信用売りで持っていた場合は、配当分の支払いが発生しますので注意が必要です。

⑤IPOを積極的に活用しよう
IPOの予想サイトがありますので、これらを利用して、積極的に申し込んでよいと思います。ある程度初値が上がることを期待する銘柄だけに申し込んでください。
宝くじなどでは、宝くじを買うためにお金が必要であり、外れたら、丸損ですが、IPOの場合は外れても損失はゼロ円です。
証券会社によっては、申込時に、購入希望する額を準備しないといけないところが多いですが、中には当たってからお金を準備することがOKのところもあります。
また、当てるためには、5社でも10社でもたくさんの証券会社で口座を開設しましょう。それだけ当たる確率が高くなります。

⑥小売業は数年後に5倍などになっていることが多い
小売業はIPO後に数年で5~10倍などになっていることがよくあります。
上場後に店舗を増やし、これに伴い、売上が増え、株価も上がっているのだと思います。
小売業は月次売上を公開しているところが多く、これらを見ながら、次の動きを予想することができます。

⑦チャートで価格帯別出来高をチェック
価格帯別出来高で、抵抗がわかります。
これらを上手に使うことで、次の動きを予想できます。
大きな価格帯別出来高を抜けたら、その後一気に株価が上がることがありますので、よく見てください。

⑧長期チャートで、低い価格帯別出来高を確認しよう
大型株で、何年も低迷しており、低価格帯に大きな出来高のできている株が大きく上昇する可能性を秘めております。
四季報などで業績が少しずつ改善していることがか確認できたら、再び上昇する可能性が高いです。
この手の株は、常に株主の動向に着目するべきです、外資が増えてきていたら、数年後には何倍にもなる可能性があります。

⑨投信の銘柄を分析しよう
現在上がっている投信がどこの株を買っているのか、これを確認して株を買うのは良いと思います。
ただし、どこかで売ってることが考えられますので、注意が必要です。

⑩自己管理を徹底しよう
株は相場よりも、自分自身を管理して、冷静になれるかが重要です。
現金の比率をある程度決めて、それ以上は株を買わないなどのルールを決めて、
それを自分で守れるかどうか、これで勝負が決まると思います。
バフェットは買った株は簡単には売らないと聞きます。経済評論家の森永さんも買った株は売らないと聞きます。
損益を極限に気にして、数%下がったら売るなどのルールを決めて、それに従うかどうか本人が決めることですので、必ずしも徹底して損切をする必要はないと思います。
もし、長期で株を持つのであれば、その事業の将来性や会社の業績な財務状態などで銘柄を絞り込むことが必須であると思います。

まだまだいろいろありますが、思いついた10個の気づきを書かせてもらいました。



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