お金研究所のblog

お金に関する話題をニュースや文学など、様々な切り口でご紹介したいと思います。 住宅ローンは例外として、借金をすることは絶対反対です。車も現金を貯めてから買いましょう。まずはお金を貯めてから行動をしてほしいと思います。 特に奨学金については、金を借りる前に、他に策がないかをしっかりと考えて行動してほしいと思います。

2017年06月

「株式投資で負けないため」の秘策! ”しくじり先生”大いに語る

7回にわたってご説明した「株式投資を始めよう!」
で私のダメダメぶりをわかっていただいたと思います。
同時に、文章を読まれた方は、”これはやってはいけない”などのポイントが、何となくわかってもらったと思います。
今回は、失敗しないための注すべき点をまとめてお知らせしたいと思います。

”しくじり投資家”であった、私が”しくじり先生”としてご説明します。



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「不動産投資の甘い罠」不動産による副業は可能か?

週刊ダイヤモンド2017/6/24号では「不動産投資の甘い罠」が特集として組まれております。不動産にまつわる、業者などとのトラブルや、安易な投資が危険であることが指摘されております。

今、何故不動産投資が増えているのでしょうか?
①日本銀行による超低金利政策。行き場を失ったマネーが不動産市場に流れ、不動産価格を上げ、キャピタルゲイン狙いの投資が増えた
②預貸率低下に苦しみ銀行をはじめとした金融機関は、低金利で運用難に陥り、担保を取りやすい不動産への融資姿勢を強めている
③2015年1月の相続税増税。基礎控除が4割減となり、相続税課税対象者が倍増。相続税の節税効果の高い不動産投資がブーム。
このような流れがある。確かに2015年以降のアパート融資残高の推移は急増している。
その一方で、アパートの空室率が急増しており、人口が確実に減ると予想される日本において、昨今のアパート、マンション棟の建設ブームは、近い将来ブーメランとなり戻ってきて、大きな社会問題になることが予想されます。
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株式投資を始めよう! 7/7 ”ITバブルを越えて” 国破れて山河在り

歴史の真っ只中にいるときは、その時に何がおこなわれているのか、それが歴史的に大きな存在であるのかどうかなど、全くわからないものである。
後に「ITバブル」と命名された、1999年後半~2000年春の株価の上昇と暴落も、なかなか体験することはできない貴重な経験であった。大変高い勉強代であったが。

それでも「生き残り」、命がつながったことに感謝しないといけないのであろう。
もう少しで完全に荒波に巻き込まれて、木っ端みじんと人生そのものを破壊されてしまうところであった。
「国破れて山河在り」
株式上場で資産評価が膨張して1億に達した時も、暴落後ほとんどの資産をなくした時も、生活は何も変わっていなかった。
普通に仕事をしていた。
何も変わっていない・・・・・

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株式投資を始めよう! 6/7 「本日も晴天なり」 熱狂と冷静と

ロシアの小説家の小説を読んでいると、没落した貴族の話がよく出てくる。
立派なお城のような豪邸に住んでいた貴族は、ある時を境に、乞食のような生活を強いらている。
そんなお金をにまつわる話は、あくまでの異国の地のフィクションと思っていた・・・・

光通信は、購入翌日よりストップ安となった、翌日も、その翌日も・・・
24万円まで戻すとは思っていなかったが、せめて2~3万円でも戻せば売却して、資金を作るために次の手を打とうと思い、勝負に出た銘柄がこの惨状である。

「このままでは追証になりかねない」
と考えると気が気ではなかった。

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株式投資を始めよう! 5/7 「これはバブルなのか?夢なのか!」 白日夢・・・

正月が過ぎ、投資信託を購入して半年が経過し、評価額は約1.5倍になっていた。
証券会社の担当者に投信を売りたいと伝えると
「まだ売ってもらったら困る」と言われた
「投信を売った金で、個別銘柄を買いたい」
と伝えるが、結局売ることが許してもらえなかった。

1999年11月にソフトバンクの株を57000円で購入した100株単位なので、570万円で購入した。
その後大きく下げることなく、2000年2月15日には、220,000円となり、ソフトバンクだけで1600万円以上の評価益が出るようになっていた。
これまで1度も大きな下げがなかったソフトバンク株が、2月23日に16,000円台を記録して1週間で500万円以上下がることが発生した。

果たして、今後どうなるのか極めて不安である。


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株式投資を始めよう! 4/7 「半年で総資産は4倍に」 我が世の春

IPOで1週間で800万円の利益を得た後、
証券会社の担当者よりいろいろな注文が付けられた
「IPOで儲けたのですから、こちらの要望を聞いてください」
そのように言われ、400万円分投資信託を買わされる羽目になった、
当時相場は上昇相場であり
「まあいいや」
そんな軽い気持ちで、投信の購入を受け入れた

また、信用取引についても積極的に推奨され、これを始めることにした。
1999年当時は、様々な制約が有ったのか、大手証券会社なので特別なのかわかりませんが、
「信用取引を始める場合は、2000万円の預かり残高が必要です。また信用調査もさせてもらいますが、よろしいですか?」
このようなことを言われた、
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株式投資を始めよう! 3/7 「IPOが当たった!」 1週間で3倍に!

「オオクボの初値がつきました。売ってください」
証券会社の担当からの電話は興奮気味に話します。
「1200万円です。今すぐ、売り抜けてください」

何しろ、ビックリです。
約10日ほど前に
「400万円を2~3日以内に準備してください」
と言ったかと思ったら、今度は
「1200万円です。今すぐ、売り抜けてください」
何がどうなっているのでしょうか?

株を本格的に始めようと思い、まだ2週間経っていないのに、
”株価は3倍、利益は800万円”


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株式投資を始めよう! 2/7 「やっぱり株ですか?」 様々な選択肢。そして株

S銀行男性行員の顧客を見下す態度に激怒して、お金を引き出すことを決めたものの、
これまで銀行や郵便局の利用しか経験がないので、何をすべきか、かなり悩みました。

・不動産投資
・為替売買。日経225先物
・投資信託
・株式投資
・商品先物
・アフィリエイト
・個人輸入代行
・一時払い養老
etc

全ての可能性について、検討をしました。
投資信託については実は一度痛い目に合っております。
大学生の頃「100万円貯まったら、郵便局の定額貯金」と決めていたのですが、一度だけ浮気心で、証券会社に相談に行くと、
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株式投資を始めよう! 1/7 「どうして投資を始めたのですか?」激動の始まり

株式投資の勉強会を始めてから、14年ほどになります。
メンバーが毎月集まり、各自の相場への考えなどの意見交換をおこない、
相場観を磨く勉強会です。
ここで知り合った方々も、株式投資を始めたからこその出会いです。

株式投資の本を沢山読み、「株を始めようかな」と話をする人がいますが、
そのような方は、「株式投資=博打」このような思いが払しょくできない方が多いようです。
10万円以下でも株式投資はできますので、まずは最初の一歩を踏み出すことをお勧めします。

私自身はたいして儲けることができず、投資歴18年ほどになりますが、
誰かの投資の歴史を知ることを、自分自身の成功のヒントやリスクの回避につながると思います。
これから7回くらいのシリーズで、私自身の株式投資歴史の一部をお知らせしたいと思います。


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もう一つの物語 ”少子高齢化社会”を考える 3/3 「未来からの手紙」

1972年「成長の限界」においては、化石燃料の枯渇が指摘されました。その後も、何度も枯渇予想時期は、変更されておりますが、未だに原油が無くなっておりません。
シェールガスの発掘により、原油価格は大幅に下がることになります。かつては、OPECが原油の供給量を減らすことで、原油価格を高く維持することができました。しかし、シェールガスなどによって、原油価格は下がってしまい。今度は、原油を供給量を増やし原油価格を下げることで、シェールガスの会社の活動を封じ込めるような戦略をとってきております。
また、人口大爆発もアフリカ諸国では現在も大きな問題ですが、先進諸国は「少子化」で苦しんでおります。20世紀以降の人口の急激な増加は、ここ2000年で見ると、異常な状態ですが、産業革命以降の様々な機械などの急激な生産能力向上からすると、必ずしも食糧問題で大量の死者が出るとは考えにくいと思われます。


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もう一つの物語 ”少子高齢化社会”を考える 2/3 「男女共同参画社会」

かつて、正しいと信じられていたことが、歴史を通じて誤った判断であったことがわかる事例は、枚挙にいとまがありません。
競争を助長する”受験戦争”、”偏差値重視”、”詰め込み教育”。こんなものなんて無くなればよい、殆どの方がそう信じているはずです。もっと人間性を重視した、「生きる力」など、もっともなことであると思います。
「成長の限界」を意識して、縦方向への拡張から、横への拡張を重視した点、決して誤っていなかったと思います。
ただし、ゆとり教育が始まって20数年で、日本の学生の学力は諸外国に比べ、かなり劣化してしまい、結果として企業の競争力や日本の国際競争力にまで影響を与えてしまっていることは事実です。
「少子高齢化問題」についても、1970年周辺にその原因があると思われます。
一つずつ、探っていきたいと思います。

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もう一つの物語 ”少子高齢化社会”を考える 1/3 「成長の限界」

1972年にローマ・クラブによって「成長の限界人類の選択」が発表された。MITのデニス・メドウズを主査とする国際チームに委託し、システム・ダイナミクスの手法を使用してとりまとめた研究であり、「人口増加や環境汚染などの現在の傾向が続けば、100年以内に地球上の成長は限界に達する」と警鐘を鳴らしている。
特に、高度成長をを享受していた先進諸国の人々の根本的な反省への重大な契機となった。

確かに人類の歴史の上で、産業革命以降の人口の増加は「人口爆発」の言葉が示すように、驚異的な数字の伸びであった。以下の言葉も有名であり人口の増加を表す際によく提示される
「人は幾何学級数的に増加するが、食料は算術級数的にしか増加しない」
先進国は一斉にブレーキを踏んだ、そのような歴史が有ったのである。


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神は死んだ! 「アナタ ハ ギンコウ ヲ シンジマスカ?」カードローンの地獄

ニーチェは『ツァラトゥストラはかく語りき』の中で、”神は死んだ!”と宣言をします。これは、長い間西洋文明において信じられてきた、キリスト教や、ソクラテス以降の哲学や道徳を背後で支えてきた思想の”死”を意味していました。絶対と思われてきた、”神”のステータスが、今まさに崩れ落ちようとしております。

今年の大学生の就職希望ランキングを見てみますと、銀行の人気ぶりは盤石です。特に都市銀行への就職希望者は多く、ある統計によるとベスト10の中に3行が入っております。今も昔も、銀行への”信頼”が厚いことを証明しているものと思われます。
そのような中で、巷では、フィンテックが叫ばれており、金融の世界も変化が求められており、これまでの金貸し業を継続しているだけでは、商売ができなくなっているのも事実です。フィンテックとは、「finance(ファイナンス)」と「technology(テクノロジー)」を合わせた造語で、ファイナンス・テクノロジーの略です。金融の世界に、ITを革新的に組み込むことで、既存の金融機関が持つ総合的な金融サービスのうち、顧客が必要とする一部の機能のみに特化することで、低コストでサービスをおこなうことです。
このフィンテックにはお金とIT知識が必要です。金融機関だけでは対応ができませんので、多くの都銀は、ITベンチャー企業などに資金を提供することで、そのIT技術や人材を取り込み、金融機関の仕組み自体を変革させようとしております。かつての、お役所的な体質の銀行業から、大きく変革をしようとしております。


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