多くの、親たちは、子供を少しでもレベルの高い学校に入れようと、教育費用を惜しまず、せっせせっせと受験機関に貢いでいます。
中学受験、高校受験、大学受験、それに大学時代の高い学費と、最終的な目的地に向かって、子供とともに親も成長していくものです。
就職は、それらの集大成といっても、過言ではない、親たちがおこなってきた子育てや教育支援の成果の一つが、”就職”であると思います。投じた金額は1000~2000万円、これよりずっと大きな方もいるでしょう。
ある人は、「就職ではなく、結婚こそが最終目的」という人がいるかもしれません。どちらも正しいと思いますが、今回は、教育投資の結果としての”就職”について、取り上げみたいと思います。
中学受験、高校受験、大学受験、それに大学時代の高い学費と、最終的な目的地に向かって、子供とともに親も成長していくものです。
就職は、それらの集大成といっても、過言ではない、親たちがおこなってきた子育てや教育支援の成果の一つが、”就職”であると思います。投じた金額は1000~2000万円、これよりずっと大きな方もいるでしょう。
ある人は、「就職ではなく、結婚こそが最終目的」という人がいるかもしれません。どちらも正しいと思いますが、今回は、教育投資の結果としての”就職”について、取り上げみたいと思います。
私自身はどうであったかをまずは述べなければならないでしょう。
就職は、日本経済が絶頂期を迎える少し前で、日経平均が一番高いころに就活期を迎えました。世間では「史上最大の売り手市場」などと呼ばれ、そのような意味では、就職氷河期の方に比べて、恵まれていたと思います。
ただし、私自身は「企業に就職して働く意識」がかなり低かったので、この点では損をしてます。
経済系の学部に所属していたのですが、”人文系”の学問に魅力を感じており、学生時代は、経済系の本はあまり読みませんでした。前期と後期の試験のための勉強は当然しますが、はっきり言って”学部の学習は必要最低限”でしか、おこなわなかったと思います。その結果成績は「良>優>可」の順に単位取得が多く、決して優秀とは言えませんでした。
学生時代は、柳田国男や本居宣長のような生き方に憧れておりました。大蔵省銀行局に入り、小説家を続けて三島由紀夫が理想です。目の前の与えられて仕事は当然行いますが、”それ以外の趣味や自らの研究テーマについて多くの学習をする”このような夢を描いていたのかもしれません。シュリーマンや伊能忠敬のような生き方も、輝いて見えました。
その結果、同級生は6月くらいまでに就職先を決めているのに、具体的に動き始めたのは8月くらいからです。柳田国男のように、公務員として働き、その中で自分の研究をしようと考えていたので、公務員試験が終わるまで、何も活動をしなかったのです。
どこの企業も9割がた内定が決まっている段階で、公務員試験に落ち、その後活動を始めました。採用してくれた企業が有ったので、そこでお世話になり、現在もそこで培ったノウハウで仕事をしております。
当時は上場しているSIベンダーの企業は数が少なったのですが、そこへ入ることになりました。
全く企業の調査も、業界の勉強も、仕事内容も理解しないで、就職活動をすることになりました、もっと十分に調査をして勉強をしてから望むべきであったと反省をしております。
今から30年も前の話ですので、あまり役に立つことは少ないと思いますが、何点か気になった点を説明したいと思います。
就職のことで両親に相談したこともありませんし、とりあえず採用してくれた企業に就職をしました。親は「大学に入るまでと学費を払うことが親の役目」と思っている人がいるかもしれませんが、企業や業界、職業などについての情報は常日頃から親も勉強して、子供にアドバイス等ができるようなっていることが望ましいと思います。
高校時代にすごく優秀な人が就職したというの企業名を聞いて、四季報などで平均年収を確認してみると「400万円」などとなっていることがありました。お金だけが人生だけではありませんが、収入はその後の人生設計を大きく左右する要素です、大卒時の初任給だけでなく、様々な要素についても調べることが望ましいでしょう。
そのような意味では株式投資で企業を調査することを覚えることは、役に立つことが多いと思います。
日本経済の最大の成長のネックと呼ばれていることはいまだに「寄らば大樹の陰」を希望していることが多いことだといわれています。米国などに比べて、起業やベンチャーの数が少ない点が、日本の成長を阻害しているといわれています。とは言う私も「寄らば大樹の陰」にしがみついてきた馬鹿者ですが・・・
一流大学、一流企業への道が”親が安心する”道ではありますが、挑戦すること大切さも同時に学んでほしいと思います。この点についても、ある程度の知識は親が保有していることが望ましいと思われます。
大学受験までは、学校や塾が受験テクニックを教えてくれ、そのノウハウで受験に臨めばよかったです。
しかし、一番肝心な就職においては、塾もなければ熱心に相談に乗ってくれる先生もいません(一部の私立大学は就職課が熱心に指導してくれるとお聞きしておりますが、私の大学ではほぼ名前だけでした)。
最終的には親がどこまで子供たちをリードできるか、この点で親の存在は大きいのだと思います。
中高生と違い、大学生はいちいち親には相談しないかもしれません。それでも、少し変な方向へ行ってるなと思ったらアラームを出すなど、問い合わせが有ったら、大量な情報の中から、より適切な情報を提示して、子供たちの進路に有益な情報を提供するなど、これらは親の役目ではないでしょうか?
私自身は大卒時に就職した企業には、大学の先輩がおりました。その方が、何度も何度も「うちへ来ないか?」と誘ってくれたのです。すべてはそこがスタートでした。
IT業界にどっぷりとつかり、その後、転職しても、そこで培ったノウハウや人的ネットワークは、今大切な自分自身の宝物となっております。
大卒時の就職先は、その後の人生を決定するといっても過言でないくらい重要な意思決定となります。
全員が願った企業に行けるわけではないと思いますが、そこに入ったならば、しっかり吸収して自分自身の基礎固めをおこなってほしいと思います。
「わらしべ長者」も”最初は1本のわら”でした。
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就職は、日本経済が絶頂期を迎える少し前で、日経平均が一番高いころに就活期を迎えました。世間では「史上最大の売り手市場」などと呼ばれ、そのような意味では、就職氷河期の方に比べて、恵まれていたと思います。
ただし、私自身は「企業に就職して働く意識」がかなり低かったので、この点では損をしてます。
経済系の学部に所属していたのですが、”人文系”の学問に魅力を感じており、学生時代は、経済系の本はあまり読みませんでした。前期と後期の試験のための勉強は当然しますが、はっきり言って”学部の学習は必要最低限”でしか、おこなわなかったと思います。その結果成績は「良>優>可」の順に単位取得が多く、決して優秀とは言えませんでした。
学生時代は、柳田国男や本居宣長のような生き方に憧れておりました。大蔵省銀行局に入り、小説家を続けて三島由紀夫が理想です。目の前の与えられて仕事は当然行いますが、”それ以外の趣味や自らの研究テーマについて多くの学習をする”このような夢を描いていたのかもしれません。シュリーマンや伊能忠敬のような生き方も、輝いて見えました。
その結果、同級生は6月くらいまでに就職先を決めているのに、具体的に動き始めたのは8月くらいからです。柳田国男のように、公務員として働き、その中で自分の研究をしようと考えていたので、公務員試験が終わるまで、何も活動をしなかったのです。
どこの企業も9割がた内定が決まっている段階で、公務員試験に落ち、その後活動を始めました。採用してくれた企業が有ったので、そこでお世話になり、現在もそこで培ったノウハウで仕事をしております。
当時は上場しているSIベンダーの企業は数が少なったのですが、そこへ入ることになりました。
全く企業の調査も、業界の勉強も、仕事内容も理解しないで、就職活動をすることになりました、もっと十分に調査をして勉強をしてから望むべきであったと反省をしております。
今から30年も前の話ですので、あまり役に立つことは少ないと思いますが、何点か気になった点を説明したいと思います。
就職のことで両親に相談したこともありませんし、とりあえず採用してくれた企業に就職をしました。親は「大学に入るまでと学費を払うことが親の役目」と思っている人がいるかもしれませんが、企業や業界、職業などについての情報は常日頃から親も勉強して、子供にアドバイス等ができるようなっていることが望ましいと思います。
高校時代にすごく優秀な人が就職したというの企業名を聞いて、四季報などで平均年収を確認してみると「400万円」などとなっていることがありました。お金だけが人生だけではありませんが、収入はその後の人生設計を大きく左右する要素です、大卒時の初任給だけでなく、様々な要素についても調べることが望ましいでしょう。
そのような意味では株式投資で企業を調査することを覚えることは、役に立つことが多いと思います。
日本経済の最大の成長のネックと呼ばれていることはいまだに「寄らば大樹の陰」を希望していることが多いことだといわれています。米国などに比べて、起業やベンチャーの数が少ない点が、日本の成長を阻害しているといわれています。とは言う私も「寄らば大樹の陰」にしがみついてきた馬鹿者ですが・・・
一流大学、一流企業への道が”親が安心する”道ではありますが、挑戦すること大切さも同時に学んでほしいと思います。この点についても、ある程度の知識は親が保有していることが望ましいと思われます。
大学受験までは、学校や塾が受験テクニックを教えてくれ、そのノウハウで受験に臨めばよかったです。
しかし、一番肝心な就職においては、塾もなければ熱心に相談に乗ってくれる先生もいません(一部の私立大学は就職課が熱心に指導してくれるとお聞きしておりますが、私の大学ではほぼ名前だけでした)。
最終的には親がどこまで子供たちをリードできるか、この点で親の存在は大きいのだと思います。
中高生と違い、大学生はいちいち親には相談しないかもしれません。それでも、少し変な方向へ行ってるなと思ったらアラームを出すなど、問い合わせが有ったら、大量な情報の中から、より適切な情報を提示して、子供たちの進路に有益な情報を提供するなど、これらは親の役目ではないでしょうか?
私自身は大卒時に就職した企業には、大学の先輩がおりました。その方が、何度も何度も「うちへ来ないか?」と誘ってくれたのです。すべてはそこがスタートでした。
IT業界にどっぷりとつかり、その後、転職しても、そこで培ったノウハウや人的ネットワークは、今大切な自分自身の宝物となっております。
大卒時の就職先は、その後の人生を決定するといっても過言でないくらい重要な意思決定となります。
全員が願った企業に行けるわけではないと思いますが、そこに入ったならば、しっかり吸収して自分自身の基礎固めをおこなってほしいと思います。
「わらしべ長者」も”最初は1本のわら”でした。
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