安部公房の作品は、海外30か国以上で翻訳されており、国内よりもむしろ海外での評価の高い作家と言えそうです。その作風は、不条理で、シュールリアリズムに満ち溢れており、SF的な作品も残っております。特定のジャンルに入らない幅広い作風こそが、安部公房の魅力と言えます。最も、ノーベル文学賞に近い作家と言われいましたが、急に亡くなりその機会を逸しました。
私自身も学生時代よく読みました。今でも何か面白い作品知らない?と聞かれたら、安部公房の作品を紹介することが多いです。



「燃えつきた地図」は1967年の作品で安部公房が43歳の時に発表されました。「砂の女」「他人の顔」とともに、”失踪”三部作と呼ばれることがあります。
Wikipediaでは「突然失踪した或るサラリーマンを捜索する探偵が、男の足取りを追って奇妙な事件に遭遇するうち、やがて探偵自身が記憶を見失って失踪する物語。都会という砂漠迷路の中で捜査の手がかりを求めてさまよう主人公の心象風景を通じ、現代の都市社会の人間関係を描いている」と紹介されております。

今回、この作品を取り上げたのは、実は私自身がネットの中で失踪して、このブログが利用できなくっていたのです。もしかしたら、このブログにアクセスしようとした人がアクセス不可のエラーとなり、諦めた方もいたかもしれませんね。
3月27日の朝に、失踪事件は発生しました。
まだブログを初めて2週間であり、やっと記事を書くのが楽しくなってきた矢先でした。
ブログにアクセスしようとすると、エラーとなり開きません。
エラーメッセージは
”DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN”
”ERR_NAME_NOT_RESOLVED”
の2種類です。

これらのメッセージがわかることは、ホスト名とホストのIPアドレスが紐づいていないということです。
私は、Livedoorを利用しておりますが、独自のドメインを取得して運用しております。2週間少し前に、お名前.comでホスト名を取得して、そのホスト名をLivedoorに登録しているからこそ、独自ドメインが利用できているはずです。2週間以上、利用できていたのに、原因がわかりませんでした。まさに、DNSという地図が燃えつきて、失踪したように、「燃えつきた地図」状態で、自分がどこにいるのかがわからなくなりました。

Livedoorで再度独自ドメインの再登録をしましたが解決しません。
お名前.com側の設定を見直しましたが、問題がありません。
いよいよ原因がわからないので、お名前.comに問い合わせをしました。

すると原因が判明しました。
お名前.comでドメインを取得して、登録を行ったので、これで利用できると思い、Livedoorで設定をして利用をしておりましたが、実はドメイン取得後にお名前.comから来たメールを見逃しておりました。
そのために制限がかかり、ブログが利用できなくなっていました。

  対応期日までにドメイン登録者(Registrant)情報のメールアドレス有効性
  認証をご対応いただけませんでしたので、本メールアドレスが設定されている
  ドメインの利用を制限させていただきます。

このようなメールがお名前.comから届き、制限がかかってたことが判明しました。これまで利用できていたのは、対応期日までのおためしのようなものです。
メール内の、メールアドレス有効性認証のリンクをクリックして、数時間経つと、やっとブログが利用できるようになりました。

今回はお金の話題はありませんが、今後同じようなエラーが出た方の何かの参考になればと思い、報告いたしました。


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